その夜は花火につき

ここ5年ほど、足立区の花火大会に毎年行っている。
開催は毎年、7月の第4木曜と決まっている。
今年は晴雨堂オープンの間際すぎて行ってられないね、残念だねと話していたのだけれど、なんと今年は、震災の影響なのか10月8日土曜日の開催だった。
午後6時から50分間というスケジュールで、7月開催のときよりすこし早く始まり(季節が違うから暗くなるのが早い)、時間もすこし短い。
もしも行くなら、その日は店を閉めて行くしかない。
でも、開催地の北千住まで千代田線で1本というロケーション、そしてこのお店が落ち着いてきた10月に開催時期が変更、という絶好のタイミングを考えると、私たちを待っていてくれたとしか思えない!のでなんとしてでも行くことにする。

いつもはたいてい早い時間から行って東武伊勢崎線梅島駅から河川敷に向かい、
屋台のたこ焼きやらじゃがバターやらビールやらを買って、河川敷の芝生に座って見るのだけれど、今年は開催時間ぎりぎりに到着し、荒川を挟んでいつもとは逆側、北千住側から打ち上げ場所を目指す。

かなり人がいっぱいだった。
まわりで見ていた人たちも常連さんたちのようで、
聴こえてくる「こんな色のは去年はなかったねえ!」とか、
「今年も見られてよかったねえ」なんていう声も温かかった。
やっぱり行ってよかったよ。
来年も必ず、行くぞう。

というわけで、晴雨堂は来年から1年に一度、
「本日は足立区花火大会につき」と店を閉めることに致しますので!