その名はいささか過激ですが。

親しい友人に勧められた本を、図書館で借りた。
すっごーーーーーく面白い(まだ最初のちょっとしか読んでないけれど)
ですが、絶版になっているらしい。なぜだ!

インパクトのある題ですが、『臨済録』のなかの言葉からとられたもの。「仏に逢うては仏を殺せ」という有名な言葉らしい。

道流、爾如法に見解を得んと欲せば、但人惑を受くること莫れ。裏に向い外に向って、逢著すれば便ち殺せ、仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺し、羅漢に逢うては羅漢を殺し、父母に逢うては父母を殺し、親眷に逢うては親眷を殺して、始めて解脱を得ん。物と拘わらず透脱自在なり。

だって。
ざっくりと言えば、「何ものにも縛られるな」「何にも囚われるな」ということか。
突き抜けろ、と。

しびれるぜ!